お子様の熱中症に気をつけて!!
ここ数年で熱中症のニュースが多く取沙汰されています。
熱中症とは・・・
体温が上昇することで、体内の水分や塩分が低下し、脳への血流も不足してその機能まで低下してしまう状態。発見と手当が早ければ軽症と
して済むが、熱射病のように重傷化すると、頭痛や嘔吐、めまいやだるさを感じ、さらにひどくなると、意識障害を起こすことも。
室内や車内でも、お子様ややご高齢者は安心できない。
熱中症と言えば、炎天下に激しいスポーツをしている時になりやすいと思いがちですが、直接日光にはあたらない場面でも起こり得ることがあります。例えば、車内にいた乳幼児や、室内にいた高齢者がなくなった例があります。
熱中症は、気温や直射日光だけでなく、湿度が高い、風が弱いことで、体温が上がるけれど、カラダの熱が逃げにくい状況になった時に起こりやすいと言われます。体温を調節するための発汗機能が低いご高齢者や乳幼児、また肥満の人も皮下脂肪が多いと熱がこもりやすいので熱中症になりやすいのです。また他にも下痢や発熱中の人なども脱水症状になりやすいので危ないと言われます。
環境省でも熱中症を警戒する目安として「暑さ指数」(WBGT)をだして、熱中症発生の危険度を「ほぼ安全」「注意」「警戒」「厳重警戒」の4段階にわけ、注意を促しています。
熱中症はクルマのオーバーヒートに似た状態とよく言われます。 クルマもヒトも水冷式!
クルマのエンジンは、ある程度高温の状態で可動します。あまり高温になると本来の性能を発揮できません。そのためにエンジンを冷やす仕組みがあります。エンジンの冷やし方には、空冷式と水冷式がありますが、クルマのエンジンの場合は、ラジエーターで冷した水をエンジンの周囲に循環させて冷やす水冷式です。
ヒトの場合もこれと同じ。筋肉や肝臓などで産生された熱は、一度心臓に戻って、皮膚から放出されます。クルマとちょっと違うのは、ラジエーターに相当する皮膚ではなくて、本体であるカラダの方に先に異常が出る点です。
お子様が外で遊ぶ際には『十分に気をつけているから大丈夫』 というお母さん方もいますが、ではドライブの時にはどうでしょう?
ドライブ中はエアコンをつけているから安心と感じるかもしれません。実はドライブ中にお子様が熱中症になっていたり、なりかけていたりということが意外に多いと聞きます。
運転席や助手席に座っているお父さんお母さんには気付きにくいのかもしれませんが、ガラス越しに入ってくる日差しが、お子様の頭を直撃しているのです。さらにエアコンが後席まで風がまわりにくいということもあります。
そしてなんと言っても気をつけたいのが乳幼児!汗をかいていないし、静かに寝ているのかと思ってドライブを続けていると、突然の嘔吐や発熱があるなんてことは経験ないでしょうか?
これは熱中症の症状の可能性でもあるのです。お子様は顔に汗をかいていなくても、背中は汗でびっしょりなんてことが多いです。特にチャイルドシートに据わって背中を密着させているので汗をかきやすいのです。
そんなドライブ中での熱中症を防ぐために
- ■日よけ対策
-
クルマに取り外し可能なシェードを使用するなど後席の日よけを。また、タオルをクルマの窓越しに1枚はさむだけでも効果あり。
- ■ドライブ時間の調整
-
赤ちゃんとの夏のドライブは30分~1時間を限度にといわれています。こまめにクルマを停めて様子をみてみましょう。背中に汗はかいていないか、脱水症状をおこしていないか、寝ているときこそ大量の汗をかくので脱水症状になりがちです。水分を与え脱水症状をおこさないようにしましょう。
- ■応急処置
-
首筋やわきの下などに濡らしたタオルを当るなどして涼しくし、十分な水分補強をしてあげましょう。

|