クルマをシェアでドライブをもっと楽しく
最近、メディアでも取り沙汰されていますが、クルマの販売台数が伸び悩み、新車販売の減少に歯止めがかからない状態にあります。クルマの販売台数が減少している理由の一つに人口の減少に影響があると言われています。しかし都心も含め、人口の増加している都道府県でも販売台数が減少しているのも事実です。なぜでしょう?
都心に関して言えば、駐車場所や料金の問題、公共交通の発達・充実などクルマがなくても生活に支障をきたさないからではないでしょうか。
「都心より地方の方がクルマの必要性が高い」とも言われている中、あるビジネスが成長してきているのはご存知でしょうか?
「カーシェアリング」です。アメリカやヨーロッパなどでは、若者の間で長距離移動の手段の一つとして人気があるそうです。日本でもレンタカーとは違ったカタチで「カーシェアリング」の人気が出てきています。
「カーシェアリング」って?
基本的な「カーシェアリング」とは、1台のクルマを複数の会員が使用するというものです。レンタカーを利用したことがあれば、「会員制レンタカー」のようなものをイメージしていただければ分かりやすいでしょうか。利用者(会員)はクルマを所有せず、必要なときにその団体のクルマを借りるのです。
マンションや町内会で「カーシェアリング」の取り組みを行っているところもあります。クルマを貸し出す「レンタカー」とはまた違ったクルマ使用のニーズが増えてきているのです。「レンタカー」と同様にクルマの使用頻度が少ない方にとって維持費などの負担を抑えられるのも魅力の一つです。
今後は、モノの“所有観”が大きく変化するだろうと予測されています。「カーシェアリング」だけでなく「ルームシェア」や「別荘シェア」などがあるように各ユーザーが自分自身で所有・専有するのではなく、家族や友人、新たなコミュニティで共有するというカタチが形成されていくのではないでしょうか。
これからのカーシェアリング
最近では、こんなインターネットサイトも開設されています。

会員登録をした「乗りたい人」と「乗せたい人」がサイト上に書き込みし、目的地や日時など互いの条件が合えば“相乗り”し、目的地まで向かうというシステムです。その際にかかる高速代、ガソリン代などの費用は互いに割り勘となります。
ただし、このシステムにもまだまだ問題点があります。その中でも「安全管理」には最も気を使わなければなりません。男女問わず、クルマという1つのBOX(空間)の中では、あくまで知らない他人同士が同乗するわけです。「安全性」が心配という声があったとしてもおかしくはありません。
サイトでは利用者が身分証のコピーなどを提出するなど、不審な人物を近づけないよう心がけているようです。将来、このような「安全管理」等の問題点がきちんとしたカタチで解決できれば、ドライブの新しいカタチがまた一つ見つかるのではないでしょうか。
サイトで知り合ったコミュニティで同じ目的地までのドライブを互いに共有できる。これも快適なカーライフやドライブを楽しむ一つではないでしょうか。中には一人でドライブを楽しむ方もいらっしゃいます。しかし、クルマで数時間の旅を共にするという「出逢い」も良いのではないでしょうか。同年代でのカーシェアドライブであれば、共通の話題もあるでしょうし、数時間の旅が快適に過ぎていくことでしょう。また普段接する機会のない年代の人と知り合うこともでき、タメになる話や新たな発見も見つけることができるのかもしれません。

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